
こんにちは!まりこむです。まりこむ
資産運用をするにあたり、商材の販売はせず「利益が出たら手数料」という新しいタイプの売り込みを始めた「Fats(ふぁっつ)」
ただ、これが「株式会社バリューブレイン」の商材なんです。
以前まりこむのブログでも注意が必要と何度か紹介してきた会社なんです。
ちょっと心配ですよね。
果たして安全に、確実に稼いでいけるものなのでしょうか?
早速一緒に検証していきましょう😊
目次
Fats(ファッツ)基本情報
【商材名】Fats(ファッツ)
【特商法情報】
【謳い文句】
「100億を200億に増やしたファンドトレーダー開発」
「稼げた時だけ利益の一部をいただく」
「直近2ヶ月の運用で利益54%達成!」
Fatsの特商法情報からわかること
特商法は、消費者を守るための法律です。
ここに注意深く目を通すことで、自分を守ることにつながりますよ!
まず、問い合わせ先がLINEのみという点に注意です。
何かトラブルになった際、スルーされて終了の可能性があります。
住所などは後ほど細かくみていきますが、
特商法情報がスカスカの場合はその案件を特にかなり危険と思ってみていった方がいいでしょう。
そして、今回の特商法情報には
「表現の受け止め方には個人差があり、必ずしも利益や効果を保障したものではございません。」「著者と同じような利益が出ることを保証するものではありません」と書かれていますね。
「100億を200億にしたファンドトレーダー開発」「2ヶ月の運用で利益54%達成」と書かれていると、
どんな印象を受けるでしょうか?

「腕のあるトレーダーが開発したんだからすごい稼げそう」って感じかな!
ところが特商法情報に目を通していると、「そうではないかもね。」ということに気づくわけです。
つまり、「あなたがどう受け止めたにせよ、こっちは利益とか効果が出なくても知らんぜよ。」ということ。
「場合によっては投資額を上回る損失を被る場合があります」とも記載されています。
注意すべきは【広告<特商法情報】ということです。
なので、今回の件でいうと、
Fatsに参加したからと言って必ず稼げるということではない。
まずこれを頭に入れた上で、この案件を見ていく必要があります。
Fats主催者情報・会社情報
主催者:中本大悟氏の評判・過去の実績
主催者である〈中本大悟〉氏。
名前で検索して見ますが、今回の案件の注意喚起の記事以外は見つかりませんでした。

実在するかどうかも怪しいと思うのは私だけ…??
会社情報:株式会社バリューブレイン
運営会社は〈株式会社バリューブレイン〉。
こちらの会社は以前まりこむのブログで取り上げたぽちぽちスマホビジネスなどを販売していた会社です。
法人番号公表サイトで検索して出た情報はこちら。
これは、今回の特商法情報やバリューブレインのホームページに記載されている住所と異なります。
特商法に記載しているのは以前登録されていた住所のようですね。
バリューブレインについては、ハッキリ言ってしまうと評判が大変悪いです。
バリューブレインが関わっている商材は一発アウト。との記事も見かけます。
その詳細はぽちぽちスマホビジネスの記事をご覧ください🤓
今回の案件に関しても要注意で検証を進めていきましょう…!
Fatsではどうやって稼ぐの?試しに登録してみた!
Fatsでは、「FX完全自動トレーディングシステムFats」を完全無料で提供し、成果が出たときだけ手数料をいただく。とのこと。
ビジネスモデルはFXの自動売買システムということになりますね。
こんな感じで、
これまでの危険な商材のやり方を完全否定してFatsの安全性を押し出しています。
試しに中本大悟氏とお友達になり、情報を待ってみると、「Fats導入マニュアル」というのが送られてきました。
「bitwallet(ビットウォレット)」という銀行口座を開設し、
さらに「GS Trade(GSトレード)」というFX口座開設をして送金する方法が示されています。
※この「GSトレード」に関しては、後ほど掘り下げて検証していきますね。
このマニュアルに目を通して気づいた危険なポイント。
それは「限定委任状」というもの。
マニュアルには、ここに指示通り入力する様に書かれています。
取引エージェント名には「INTERIAL CO LTD」
パフォーマンス料金には「60%」
また、口座名義やログイン番号も記載させられます。
つまりは、GSトレードの口座に預けた資金の運用を「INTERIAL CO LTD」に任せて、利益が出たら「60%」を手数料として渡すということです。
この手法について、以下でもう少し詳しく解説していきますね。
MAM取引とそのリスク
運営が誘導しているのは「MAM取引」というものです。
FXをトレーダーにお任せして運用してもらうやり方の一つです。
Multi Account Manager(マルチアカウントマネージャー)
トレーダーのトレードをそっくりそのままあなたのFX口座に反映させて取引ができるというもの。トレーダーの口座が10%増えれば、あなたの口座でも10%増える。といった感じ。
このMAM取引、一見良さそうに見えますが、現実は厳しいものです。
まず、このMAM取引において、日本での成功例はないということを押さえておきましょう。
というより、端的に言ってこの手法を利用した詐欺事例が多数あるのが実情です。

まあ、腕の良いトレーダーならこんな面倒なことしなくても稼げるだろうしね。
今回も紹介の欄に特定の番号を記入させるようマニュアルにありましたね。
つまり、そもそもトレード自体で稼ごうとしていない可能性があるということです。
FX業者は、利益の出し方の仕組みによりa-bookとb-bookに分類することができます。
今回のGSトレードはb-bookで、利用者の利益と業者の利益が対立する仕組みになっています。
つまり、トレードする人が儲かれば業者には損失になりますし、みんなが損をしてくれれば業者には利益が出るわけです。
ということで、最悪のシナリオをあえて考えると、
ブローカー(GSトレード)とMAMの親トレーダー(中本氏サイド)が結託し、あえて参加者が負けるトレードを繰り返し、参加者に損をさせて、利益を持っていくという可能性があります。
ということで、「結構ヤバそう」ということが掴めたかと思いますが、まだ注目すべき点があります。
というのも、日本のブローカー(FX業者)はMAM口座を解説することができません。
なので、海外FXブローカーを利用することになるのですが…。
日本・海外いずれにしても、
MAM取引をするトレーダーには投資運用業のライセンスが必要になります。
※「海外のブローカーを利用する場合は日本のライセンスは不要」との記事を見かけますが、これは間違いで、日本人相手に売り込みをする場合、日本の法律を守っていなければいけません。
投資運用業のライセンスを持たずにこれをやると、
金融商品取引法に抵触する犯罪となります。
金融庁や関東財務局から注意喚起が出されていますので、一部抜粋します。
関東財務局:海外に所在する無登録業者によるFX取引等の勧誘等に注意!リーフレットpdf.
関東財務局:海外無登録業者にご注意くださいリーフレットpdf.
金融広報中央委員会のHPにもこんな記事がありました。
金融広報中央委員会:架空FX取引とは?「金融商品取引業の登録」あるいは「適応機関投資家等特例業者等の届け出」があるかどうかを金融庁の公式ホームページで検索しました。
「GSトレード」「バリューブレイン」「中本大悟」などキーワードを入れてみますが、ひとつもヒットしませんでした。
さらには、こういうFXの代行の成果報酬の相場は15〜30%くらいと言われています。
この60%という設定は高すぎると言えますね。
そして、
口座名義やログイン番号を知らせるという点にリスクを感じます。
トレード云々の前に口座が空っぽにされる危険性もありますよね。
GSトレードを深掘り。ヤバイと思うその根拠。
Fatsの導入マニュアルに、口座開設するよう指示されるのがこの「GStrade」。
香港の会社のようなのですが、これが実は日本人が作った業者の可能性が出てきました。
その根拠はいくつかあるので項目に分けてみていきましょう!
サイトのつくり:見せかけの7ヶ国語仕様。
まず、GSトレードのHPの表示言語のところをクリック。
7カ国語に対応している感じですが、実際には日本語と英語以外には表記が変化しません。

韓国語やアラビア語を選択しても英語表記のままだよ。

中国語はメニューバーだけ中国語に変化しました。

ちょっとだけごまかしてきた?笑
会社の所在地:記載なし。深追いしてみると…?
GSトレードHPの「会社概要」をみてみますが、住所も連絡先も一切記載されていません。
よくある質問のページから、香港の住所がヒットしました。
名義はGLOBAL SEEK LIMITEDとなっています。
この住所を検索してみると、Metropolitan Workspaceというシェアオフィス・バーチャルオフィスのようです。
レンタルオフィス自体はいいのですが、トラブルが起きた際に相手の所在が不明になってしまう可能性が高いので、これもリスクと言えます。
サーバーの管理者:海外ブローカーのはずが、まさかの日本人?!
GSトレードのHPのサーバー管理者を調べてみると、「SATAKE MASANORI」(さたけまさのり?)という名前が。
電話番号も、+81から始まっていますが、これは日本の国番号です。
住所こそ香港になっていますが、この住所はバーチャルオフィス(住所貸し)ですし、電話番号も日本なので、日本のサタケさんという人が管理しているHPの可能性が高いです。
わざわざ海外の業者を装う目的としては、トラブルの際雲隠れしやすくなったりするというところでしょうか。
Fatsに参加すべきか?
いかがだったでしょうか?
ここまでみてきたように
-
- 特商法がスカスカで信用できないこと
- 特商法に「利益や効果を保証したものではない」と書かれていること
- 販売会社バリューブレインの評判が大変悪いこと
- 金融商品取引法に違反している可能性が高いこと
- MAM取引自体に詐欺被害が多いこと
- GSトレードに不審点が多数あること
などから、Fatsへの参加はお勧めできません。
そして、

もはやFatsというシステムが存在するのかすら怪しいよね?

はい。中本大悟氏含め、存在しない可能性がありますね。
ここでの口座開設そのものからしてお勧めできません。
オンライン化が加速する今、取り組むべきはコンテンツビジネス。
まりこむのブログに来てくださったあなたは
現在なにかしらの副業案件やビジネスの手法をお探しだったり、収益化のヒントを得ようとしていると思います。
まず、お金を稼ぐにあたって大切なのは、
的確に世間や市場のトレンドを掴むこと。
新型コロナの影響で、
学校の授業や会社の仕事はオンライン化され
友人に会う代わりに自宅でzoom飲み会。
多くの人が旅行やイベントの予定をキャンセルして、休日も自宅で過ごしています。
このコロナ危機によって私たちの価値観や生活スタイル、ビジネスのスタイルは大きく変化しました。
(あなたももちろん実感していますよね。)
ほとんどの業種や商品サービスがオンライン化され、人々がネット上で消費活動をすることに一切抵抗がなくなっている。
そんなパラダイムシフトが今、起きているのです。
そうした背景を受け、例えば「オンライン教育市場」の分野では、アメリカやヨーロッパでいち早く爆発的な成長が始まっていますし、日本にも大きな波が来ようとしています。
こんなふうに、
世間や市場のトレンドを掴み、ニーズに応えて価値を提供する。
これができれば、収益を生み出せるということです。
そして、パラダイムシフトが起きた今、
ニーズは圧倒的に「オンラインのコンテンツ」に集まっているわけです。
エネルギーが集まるところにはお金も集まる
それだけ、価値があるからです。
だからこそ、
あなたもこれからWeb上にオンラインコンテンツを仕掛け、集客から販売に至るまでの流れを仕組み化して、このゴールデンラッシュに乗っかりませんか?💓
まりこむは、あるオンラインビジネスのプロフェッショナルの方と一緒に、コンテンツビジネスの企画を最近立ち上げました🎉
これまでアフィリエイト、物販、投資などいろんなノウハウやジャンルに取り組んできましたが、最終的に行き着いたのがこのコンテンツビジネスです。
無形のデジタルサービスなどの販売などを指します。
例えば電子書籍やオーディオブック、動画など(究極は宗教やアートなども)
コンテンツビジネスの特徴は、
原価が全くかからず、利益率はほぼ100%、
高単価の商品でも成約しやすいという点。
ネットで月200万円以上稼ぐ人たちの大体はコンテンツビジネスに取り組んでいます。
実戦にあたっては、文章作成やリサーチ作業などやることはいくつかあるのですが、初心者さんでも効率よく簡易的に取り組んでいけるようにこの企画で敷居自体を低くしました!
いち早くあなたもコンテンツビジネスを完成させ、コロナバブルに一足先に乗っかってくださいね🌊🏄♀️

最後まで読んでいただき、ありがとうございました💞